今日、本棚から久しぶりに取りだした一冊の絵本。
もう何年も開いていませんでした。
読みながら、号泣してしまいました(笑)
シアトル郊外の街にある本屋さんで。
たぶんこの本も、泣きながら買って帰ってきたんだと思います(笑)
日本で『ちいさなあなたへ』という絵本も、本屋さんで立ち読みのつもりが、
号泣して買って帰ってきてしまいました。
本を読んだ後に下の棚から、一枚の紙が出てきました。
私が初めて片道切符で国際線に乗った時の、旅行日程表。
もうチケットはありませんが、これだけ、残っていたようです。
関空で乗り継ぎの間の2時間、何をしていたのか全く記憶がありません(笑)。
でも機内で「トイレはどこですか?」とか、「~をください」とかいうときの英語が載った
小さな本を必死で手元に持っていたのは覚えています。
大人になってからの大冒険。
たぶんきっと、もっと若い時に、冒険ってやるものですよね!?(笑)
みなさんの大冒険は、いつだったのでしょう?
そんなはじめの一歩を、いろんなきっかけでつかんで、
今、こちらのページを読んでくださっているのでしょうか?
やってみたことのないことをするのは、
ドキドキします。
どこかへ行ったというような、わかりやす~い大冒険もありますけど(笑)
きっと毎日がちっちゃな冒険、チャレンジの連続なんでしょうね。
シアトルに着いて、持って行っていためんたいこを「Fish egg」とかなんとか
言ったような気がします。もちろん、複数形をつけるような余裕は、私にはなかったと思います(笑)
それで、通じたんでしょうか!?
でもあのとき、持って行ったスーツケースの色も、めんたいこも、「赤」でした。
今思えば、当時の私を助けてくれていたのかもしれませんね。
向こうで見た色は、青い空、緑の森、緑と青の自然が映った大きな湖、
高速道路に咲いている黄色いレンギョウのような花がいっぱい・・・
5月のシアトルには今も咲いているのでしょうか。
「これがあたりまえ」と思って生きてきた数十年を思いっきりひっくり返すようなこと、
たまには必要なのかもしれませんね。
あのときの「ビックリ!」に比べたら、今の毎日のハプニングなんてきっと
大したことではないのに、慣れってコワいですね(笑)
アタマも気持ちも柔らかくして、6月を迎えられたらいいなぁ~。
今日、紙と絵本が出てきたことの意味を、
柔らか~く考えてみます(笑)
きっと、「こうじゃなきゃいけない!」っていうことは、
何もないのかもしれないから。
明花